ゆすらうめ
2012/05/15 Tue 19:48
近所に今時分になると真っ赤な小さい実をぎっしりつける大木がある。取る人はいないのか塀からはみ出たそれは道路にポロポロ落ちてゆく。踏みつけられた後が見当たらないのは毎日家の人が掃除をしているのだろう。あまりにも実が小さいので不味いのかもしれない。でも壮観な眺めではある。何の実か前から気にはなっていたのだが・・・。
ところが今日少し離れた所にあるスーパーを覗いてみた。ここは農協がやっているスーパーなので、農家の方達が自分チの畑から野菜や果物を持ってきて並べているコーナーがあり、新鮮なので中々賑わっているらしい。
形は不ぞろいだが、ちゃんと出荷者の名前が貼り付けてある。
その中に気になっていたあの赤い実があった。ぎっしり詰まったその透明の容器には「さくらんぼ」と書かれてあり、120円のシールが貼られている。なるほど、佐藤錦のまごってとこだ。早速買って帰って食べてみる。ウン、甘酸っぱいこの味には懐かしいものがある。おうそうだ、ゆすらうめの味と同じだ。
子供の頃実家には一本のゆすらうめの木があり、六月頃であったか、赤い小さな実がぎっしりついていた。その頃は麦の収穫時期で、麦穂を摘み取った後の麦わらがどこの家にも積まれてあった。それを少し拝借して一本づつ継ぎ足していきぐるぐると籠を編んでゆく。そのかごにいっぱいそのゆすらうめの実を取るのだ。実が小さくて、種があるし、酸味があるので自分はあまり好きではなかったが、何でももぎ取るのが好きなので毎日のようにちぎっては籠を満たしておった。そしてままごとに使ったり、ぐちゃぐちゃと手で揉んで赤い汁を絞り出したりして遊んだものだ。溜飲がやっと下った・・・。
ところが今日少し離れた所にあるスーパーを覗いてみた。ここは農協がやっているスーパーなので、農家の方達が自分チの畑から野菜や果物を持ってきて並べているコーナーがあり、新鮮なので中々賑わっているらしい。
形は不ぞろいだが、ちゃんと出荷者の名前が貼り付けてある。
その中に気になっていたあの赤い実があった。ぎっしり詰まったその透明の容器には「さくらんぼ」と書かれてあり、120円のシールが貼られている。なるほど、佐藤錦のまごってとこだ。早速買って帰って食べてみる。ウン、甘酸っぱいこの味には懐かしいものがある。おうそうだ、ゆすらうめの味と同じだ。
子供の頃実家には一本のゆすらうめの木があり、六月頃であったか、赤い小さな実がぎっしりついていた。その頃は麦の収穫時期で、麦穂を摘み取った後の麦わらがどこの家にも積まれてあった。それを少し拝借して一本づつ継ぎ足していきぐるぐると籠を編んでゆく。そのかごにいっぱいそのゆすらうめの実を取るのだ。実が小さくて、種があるし、酸味があるので自分はあまり好きではなかったが、何でももぎ取るのが好きなので毎日のようにちぎっては籠を満たしておった。そしてままごとに使ったり、ぐちゃぐちゃと手で揉んで赤い汁を絞り出したりして遊んだものだ。溜飲がやっと下った・・・。
備蓄
2012/05/14 Mon 14:30
今日は少し肌寒い。しかし電気ストーブでもあれば十分だ。いつもは灯油が余り、そのまま夏を越すのだが、今年はきっちり使い切った。それで灯油缶もストーブも掃除して袋をかぶせて仕舞い込んだのだが、地震のことを忘れておった。こちらは近い将来南海地震がかなりの高確率でやってくるといわれている。真夏に来るとは限らない。もし寒さが忍び寄ってくるころなら暖を取るには灯油ストーブが一番だ。備蓄しておかねば。
仕舞い込んだ灯油缶を引っ張り出して、スタンドまで台車に乗せて買いに行く。途中出会った人は「まだ寒いからねえ〜」と声をかけてくれるが、こちらは備蓄用ですとも言えない。もしパニック?になったら大変だから。
昔トイレットペーパーが店頭から消えてしまったことがあったが、あれはオイルショックの時、スパーで買い物をしていた主婦が「トイレットペーパーは大丈夫か知らん」との一言に火がついてあんな騒ぎになったと聞いたことがある。なぜ石油とパルプが結びついたのかは分からないが、とにかく今では考えられない騒ぎだった。
まあ備えあれば憂いなしだ。何よりも地震のないことを祈るのみではあるが・・・。
仕舞い込んだ灯油缶を引っ張り出して、スタンドまで台車に乗せて買いに行く。途中出会った人は「まだ寒いからねえ〜」と声をかけてくれるが、こちらは備蓄用ですとも言えない。もしパニック?になったら大変だから。
昔トイレットペーパーが店頭から消えてしまったことがあったが、あれはオイルショックの時、スパーで買い物をしていた主婦が「トイレットペーパーは大丈夫か知らん」との一言に火がついてあんな騒ぎになったと聞いたことがある。なぜ石油とパルプが結びついたのかは分からないが、とにかく今では考えられない騒ぎだった。
まあ備えあれば憂いなしだ。何よりも地震のないことを祈るのみではあるが・・・。
パン屋さん
2012/05/13 Sun 17:41
今日は日曜日なので、昼頃お気に入りのパン屋さんに娘と行く。美味しいパン屋さんは外にもあるのだが、ここはいつ行っても焼きたてのパンが買える。客数が多いからいつも間なしにパンを焼くのか。それとも焼きたてのパンが溢れているから客が多いのか、まるで卵とひよこの関係だ。それにコーヒーがサービスで飲めて、店内と、外のテーブルで食べれるので余計人気があるのだろう。このコーヒー付きで食べさせている店は知っている限り繁盛している。やはりそれなりのサービスと演出がいるのだろう。
特に週末は、ただでさえ狭い店内が身動きの取れないほどに混雑するのだ。ところが今日は昼頃で一番混雑する時間帯に、母親であろうか、老女を車椅子に乗せたまま入ってきた女性がいる。車椅子が通れる通路は限られており後はすれ違う時はお互い縦にならないと無理な通路ばかりなのだ。
今日は母の日だから、母親に好きなパンでもと車椅子で来たのであろうが、時間帯が悪かった。でもその老女の嬉しそうな顔を見て、店内の客は通路を開けて暫らくその親子が買う間見守っていたのだ。
店内には焼きたてのかぐわしい香りと、善意の真心が溢れていた。まだまだ世の中捨てたもんじゃあありませんよ。
特に週末は、ただでさえ狭い店内が身動きの取れないほどに混雑するのだ。ところが今日は昼頃で一番混雑する時間帯に、母親であろうか、老女を車椅子に乗せたまま入ってきた女性がいる。車椅子が通れる通路は限られており後はすれ違う時はお互い縦にならないと無理な通路ばかりなのだ。
今日は母の日だから、母親に好きなパンでもと車椅子で来たのであろうが、時間帯が悪かった。でもその老女の嬉しそうな顔を見て、店内の客は通路を開けて暫らくその親子が買う間見守っていたのだ。
店内には焼きたてのかぐわしい香りと、善意の真心が溢れていた。まだまだ世の中捨てたもんじゃあありませんよ。
ピーちゃん
2012/05/12 Sat 19:05
近所に「キューちゃん」と言う名前の九官鳥を飼っている人がいる。前を通りがかったらその九官鳥が大きな声で「ピーッピーッ」と叫んでいる。ちょうどご主人が外にいらしたので「キューちゃんは何を真似ているんですか」と尋ねると、つい最近まで隣の空き地にダンプカーが土を運んできて造成していたので、そのダンプがバックする時の音を真似ているとのこと。「もう毎日ダンプと一緒にキューのヤツが叫ぶのでうるさくてかなわんですわ、造成は終わったのに、キューのやつはまだ叫んどりますのや」と苦笑いをされる。このキューちゃんは奥さんの真似をして時々大きな声で「ちょっとアンターッ」と叫ぶらしい。
先日の新聞に、逃げたペットのセキセイインコが警察に保護されて、ちゃんと住所だけでなく番地までしゃべったので飼い主の手にもどったことが載っていた。自分も昔「ピーコ」というインコを飼っていて、色々教え込んだことがある。
ピーちゃんはおしゃべりもするが、よくなついており、肩に止まって人間が何か食べていたら横からつついて食べるのだ。でも鳥は病原菌を持っているので、あまり口元には寄せ付けない方がいい。
そのピーコはある日突然窓から外へ飛び出していなくなってしまった。よく慣れていたおしゃべりなピーコはきっと飛び込んでいった所で可愛がられているだろうな。今回のピーちゃんみたように住所を教えておけば良かった・・・
先日の新聞に、逃げたペットのセキセイインコが警察に保護されて、ちゃんと住所だけでなく番地までしゃべったので飼い主の手にもどったことが載っていた。自分も昔「ピーコ」というインコを飼っていて、色々教え込んだことがある。
ピーちゃんはおしゃべりもするが、よくなついており、肩に止まって人間が何か食べていたら横からつついて食べるのだ。でも鳥は病原菌を持っているので、あまり口元には寄せ付けない方がいい。
そのピーコはある日突然窓から外へ飛び出していなくなってしまった。よく慣れていたおしゃべりなピーコはきっと飛び込んでいった所で可愛がられているだろうな。今回のピーちゃんみたように住所を教えておけば良かった・・・
慰安旅行
2012/05/11 Fri 21:19
近所で親しくしている友達がやってきて今夏も慰安旅行に行くと言う。彼女が勤めている会社はいつも夏に行くらしい。10人ほどの小さな会社だが、こんなご時世にもかかわらず売り上げが伸びているので3年ほど前から行っているとのこと。一昨年は北海道の道南。昨年は東京だったそうな。その東京へ行った時の様子を聞いて後、当人に会った時には思わず噴出してしまった。
彼女はシンプルライフをモットーにしているので、二泊くらいの旅行なら下着と化粧品をショルダーバックに入れて、あとはスカーフ一枚で温度調節をするのみだ。ところが昨年一緒に行った30歳の新入社員の女性は、海外旅行に持っていくような大きな鞄をゴロゴロころがしてきたそうな。
行きはジーンズにスニーカーだったのに、夜隅田川上りの時には浴衣姿に変身してきたらしい。モチロン下駄履きで袋もそれ様のを下げていたよし。おまけにウチワも手に持っていたとか。皆目が点になったらしいが、彼女は優雅に船べりに座り込んでウチワを使っていたとのこと。さて翌日は銀座や表参道など賑やかな通りを歩いたらしいが、フラメンコでも踊りだしそうなフリフリのロングドレスで歩いたとのこと。靴も踵の高いものを履いており、上背があるので一段と目立ったようだ。皆なるたけ離れて歩いたらしいが、もう暑い中冷や汗ものだったらしい。帰りもモチロン違う洋服に靴だ。
今年は海外になるそうな。もしかしたら暑くとも振袖持って行くかもしれないと回りは今から心配しているよし。
彼女ならさもありなんと、私も相槌をうったのだ。
彼女はシンプルライフをモットーにしているので、二泊くらいの旅行なら下着と化粧品をショルダーバックに入れて、あとはスカーフ一枚で温度調節をするのみだ。ところが昨年一緒に行った30歳の新入社員の女性は、海外旅行に持っていくような大きな鞄をゴロゴロころがしてきたそうな。
行きはジーンズにスニーカーだったのに、夜隅田川上りの時には浴衣姿に変身してきたらしい。モチロン下駄履きで袋もそれ様のを下げていたよし。おまけにウチワも手に持っていたとか。皆目が点になったらしいが、彼女は優雅に船べりに座り込んでウチワを使っていたとのこと。さて翌日は銀座や表参道など賑やかな通りを歩いたらしいが、フラメンコでも踊りだしそうなフリフリのロングドレスで歩いたとのこと。靴も踵の高いものを履いており、上背があるので一段と目立ったようだ。皆なるたけ離れて歩いたらしいが、もう暑い中冷や汗ものだったらしい。帰りもモチロン違う洋服に靴だ。
今年は海外になるそうな。もしかしたら暑くとも振袖持って行くかもしれないと回りは今から心配しているよし。
彼女ならさもありなんと、私も相槌をうったのだ。






